小暮太一 著
1分で理解
給料は多くの場合が必要経費方式
必要経費とは?
「明日も同じ仕事をするために必要な金」
=消耗した体力を回復+受けたストレスを解消 するのに必要な金
寝る場所・食事・気晴らし
その結果・・・
- 周りより頑張っても給料上がらない
- 頑張って昇進して収入は増えたが、より忙しく、辛くなった
大事なのは、「自己内利益を増やす」考え方
①満足感を変えず、必要経費を下げる
世間相場よりストレスを感じない仕事を選ぶ=仕事に興味を持つ・興味を持てる仕事を選ぶ
→回復の必要経費が少なく済む
②必要経費を変えず、満足感を上げる
大変で、使用価値の高い知識・経験を積み上げる = 資産を積み上げる
→高い給料が払われる
(使用価値:その人を雇ったら利益がでる)
資産をつくる仕事を、今日どれだけやったか??
~本書を読んで~
株、不動産だけが資産ではないと学んだ。
「金持ち父さん 貧乏父さん」を読み、「資産を作ることが大事、早く稼いで株に投資しよう」とばかり考えていたところから一変、知識・経験こそ最も大きな資産なのではと考えを改めた。
また、給料はその人の価値を表すだけではないということも一つ学んだ。
同じ1000万円の給料も、その労力の対価か当人の使用価値の高さへの対価かで意味が変わる。
ひたすら働い自分の時間を消費して1000万円を手にする人は、これからもしんどい。労働の中で自分の価値を上げていけば、より楽に1000万円を手にできる。
似たテーマを扱う本を複数読むことの大切さを実感。一冊だけでは考え方が偏ってしまう。
学びたいジャンル内で広く浅く読もうと思えた一冊。